1. スプリングフォルダ

スプリングフォルダ、又はスプリングウィンドウというのは、
ファイルをフォルダ上にドラッグして少しそのまま待っていると、
Finder がポップアップしてくるという機能。

コレ自体は私も知っていたのですが、
実はこれには2つのショートカットが。

<フォルダ上までドラッグして、スペースキー>

すると、遅延なくキーを押した瞬間に
フォルダがポップアップしてきます。

<移動をキャンセルしたい場合には、エスケープキー>

ウィンドウの外にドラッグすることなく、
ポップアップウインドウが消え、ドラッグも解除されます。

もし、スプリングフォルダの反応時間を操作したい場合には、
Finder の環境設定、一般タブから。

2. ツールバー

Safari などと同様、 Finder のツールバーもカスタマイズ可能で、
選択肢は以下の通り。

Finder

それほど置きたいというアイコンもなかったので、
私はこれまでデフォルトで使ってきました。

しかしこのツールバー、意外とカスタマイズがきくようで、
何かよく使うファイル、フォルダ、アプリなんかも置くことができます。

設定は簡単。ツールバーにアイコンをドラッグするだけ。
ポインタがプラスサイン(コピーの時と同じポインタ)
になるまで待ってからドロップします。

Finder

ツールバーからアイコンを取り除くには、
[command + ドラッグ] で。
このコマンドドラッグ、意外といろんなところで使えますので、
覚えておくといいかもしれません。

例えば、他のアプリでもこれでツールバーのアイテムを移動、削除できますし、
特定のメニューバーアイコンも移動出来たりします。
ただ、移動するときには気をつけて。
少しメニューバーから外れるとアイコンが消えてしまいます:)

3. パスバー

Windows から移行してきた方からすれば、
パスを表示するアドレスバーがないことが不満かも。

そんなときは「表示」メニューから「パスバーを表示」を選択。
Windows の Explorer と違って Finder は下にパスバーを表示します。

Finder

これで自分がいるフォルダがすぐに分かりますね。
個人的に Finder はリスト表示などよりカラム表示をすることが多いので、
私には必要ないと思っていますが、
リスト表示やアイコン表示を使う方にとってはいぃ機能ですね:)

4. プロクシーアイコン

Finder のタイトル横の小さなアイコン、
これはただの飾りじゃありません。

アイコン上で [control + クリック] 又は右クリックすると、
現在のフォルダ階層が表示されます。
表示された中から別のフォルダを選択すると、
そのフォルダに移動出来ます。

Finder

表示されたフォルダを選択するときに、

[command + クリック]

でそのフォルダを新しいウィンドウで開けますし、

[option + クリック]

で新しいウィンドウで開いて元のウィンドウを閉じます。

このオプションクリックの意義がいまいち分かりませんが・・・、
結局消すならただ移動するだけでいいしw
まぁ、軌跡を残したくない場合には使えるかもしれないけど。。。

Tips:

このプロクシーアイコンの機能は、 Finder に限らずテキストエディタや、
Word などファイルを扱う大抵の “エディタ” と呼べるアプリで有効で、
そのファイルがどこに保存されているのか簡単に知ることができます。

また、基本的にこのアイコンはドラッグすることも出来ます。
ちなみにファイル編集中にはドラッグさせてもらえません。
ドラッグ出来るようになるのは、
保存して Finder 上のファイルと開いているアプリ上のデータが一致する場合です。

もう一つ。

ファイルの保存を少しだけ速くする方法。
テキストファイルでも何でも、保存する場合はこの画面が出てきます。

CotEditor Save

個人的によくあるパターンなんですが、
保存先の Finder ウィンドウが開いてるのに、
この保存ウィンドウでまた同じところまでフォルダを辿って行かなきゃいけない、、、

そういうときは、このプロクシーアイコンと呼ばれる、
Finder タイトル横のアイコンを保存ウィンドウ内までドラッグしてあげます。

Finder Save

こうすることで、一気にそのフォルダ内まで移動することが出来ます。
このテクニック使い始めたら止められません、ホントに。

Windows を使ってるときにどれだけ、
同じ機能を組み込んでくれたら・・・と思ったことか。。

ちなみに、これはプロクシーアイコンだけではなく、
ファイルをドラッグしても同じ機能が使えます。
言い換えれば、そのファイルがあるフォルダに移動してくれます。

これは、保存時より既存のファイルを開くときに便利。
開きたいファイルを保存の時と同じようにウィンドウにドラッグしてあげれば、
そのファイルが選択された状態でフォルダに移動します。

5. 矢印キー

矢印キーはいつでも万能ですが、
やはり Finder だとより威力を発揮するのでは。

>カラムビューを除くすべての表示形式に共通なのが、[command + 矢印キー]。
これでフォルダ内に入ることができます。
リストビューは右矢印キーでツリーを表示、
カバーフロービューは [command + 右矢印キー] でツリーを表示のようです。

でも、やっぱり一番簡単なのはカラムビューでしょうね♪
移動は単純だし、 command 使う必要がないですし。


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