iPhone 3.1 で許可されるかもしれない拡張現実アプリとは何ぞや [Updated..] : La Loopa

Update: 2009-09-09
Apple の rock and roll が今日開催されましたが、
拡張現実アプリが完全にサポートされたわけではなさそうです。詳細は一番下の更新で。

正直、初めて動画を見たときの第一声は『何これっ！！』です :P

Augmented Reality App と書かれていてよく分からずに読んでいたのですが、日本語に訳すと「拡張現実アプリ」ということらしいです。そして、その拡張現実アプリの公開を iPhone 3.1 の公開と同時に Apple が許可するのではないかというのが今回のニュース。

拡張現実？何それ？という自分が恥ずかしい。。 IT-PLUS では、 2009年のキーワードになっていたなんて、、全く知りませんでした。

拡張現実とは…

現実の世界にあるものに似せてコンピューターの中に同様の映像を描き出すのがバーチャルリアリティー（仮想現実、Virtual Reality、ＶＲ）で、その技術研究の歴史はすでに30年以上もある。その技術の流れのなかに、バーチャルの情報と現実世界の情報を重ね合わせる「Augmented Reality（拡張現実、ＡＲ）」が登場した。これまであまり大きな話題になっていなかったが、技術研究はこの10年ほど地道に進められていた。
– via Augmented Reality @ IT-PLUS

完全に引用ですみません。どう書いてもこれよりいい説明できませんでした。

確実にたらたら書くより動画貼付けた方が、分かりやすいと思ったので Nearest Subway というアプリケーションの動画を Mac Rumors から。

この拡張現実アプリは iPhone の GPS 、カメラ、デジタルコンパスを使い、iPhone のカメラを使って表示しているライブビデオにネットから拾ってきた情報を載せて表示しています。

ただ、このような拡張現実アプリは今現在は公開されていない API を使っているので、残念なことに現段階では App Store に並ぶことはありません。

しかし Apple はそのアプリが iPhone 3.1 のリリースの後、許可されるだろうと上の動画に出てきたアプリの開発者に伝えたそうです。

Apple told Acrossair, developer of the Nearest Tube train finder, that the app will be approved for distribution after Apple releases version 3.1 of the iPhone software, which the developer expects will land in early September.
– quote via Mac Rumors

もう１つ、これは面白いと思いながらも若干恐いなとも思った動画 :)

– video via Apple won’t let you use cool augmented reality iPhone apps — yet | Technology | Los Angeles Times

ある程度接近していないと表示出来ないとは思いますが、知らない人に使う人もいそうな・・・。そこはさすがに Apple が何とかするか。

追記：直後 :P
ん！？そういえば、これどうやって自分を映してるの？
おかしくないか！？

でも、この技術ホントに面白いと思う。本当に出てきたら、また iPhone の使い方変わるんだろうなぁ。

追記：2009-09-09

少し前に Augmented Reality アプリは iPhone OS 3.1 でもフルサポートされないのではという噂も出てきていましたのでご存じの方も多いかと思いますが、このページへのアクセスが多くなっているので追記しておきます。

結論から言うと、まだ完全にサポートされていないようです。ReadWriteWeb でセミサポートと言われているのは、ライブビデオの上にグラフィックスをかぶせて表示できるようにはなっているため。実際にそのライブビデオを解析することは出来ないので、上記したようなことはまだ出来ないみたい。

でも、今回のアップデートで拡張現実アプリが使える日が近づいたのは事実。次のアップデートをまた期待することにします。

他に参考にしたサイト：