Mac 版の公式クライアントもある Google Drive、リリースされた当時は私が使っている Dropbox よりも格段に安くて、ちょっと試してみたことがありました。
ただ、若干動作が怪しく、階層が深くてファイル数の多いフォルダを同期してみたところ、いつの間にか落ちてしまっているというちょっと頼りない結果に(笑
負荷を見ていても、まだリリースされたばかりだったので Dropbox よりも高いし、やっぱり Dropbox からは離れられないなと思って、新しい Air 13 インチには入れていませんでした。
5GB の容量をそのまま放置という状態になっていたのですが、Mac.AppStorm の記事から Archy という Google Drive クライアントアプリのベータ版を発見して、状況が変わりそうな予感が。
– via Archy: The Must-Have Mac App for Google Drive | Mac.AppStorm
以下が Archy が置いてある紹介ページ。(画像クリックでページに飛びます)
Archy - Bringing Google Drive to the humans
まず、『とりあえず、試してみてください』^^ 特に、私のように Google Drive の使い道に困っている方々には、ぜひ試してもらいたい。
採用されているユーザーインターフェースは、Twitter 公式や Sparrow のアレ。それらのアプリで慣れている人には、すごく使いやすいアプリケーションになっています。
まず、アプリを起動するとアプリの紹介画面が 3 つほど。
紹介画面を読み終わるとメイン画面が表示されます。紹介を見ている間に同期してくれていたのか、Google Drive 上のファイルとフォルダのリストが表示されていました。
ファイル名をクリックすると、ドキュメントのプレビュー画面に。”Sharing Details” タブで誰と共有しているか、”Organize” タブではどのフォルダに入れるかを決められます。
フォルダを選択すると、中に入っているファイルのリストが表示されます・・・入ってなくて残念なスクショになってますが。
現ベータ版の環境設定はこちらで、ファイルを開くアプリを指定できました。一括で設定することもできるようです。一括で指定する Suite 項目には、ウェブ版の Google Docs で開くか、Microsoft Office で開くか選択できました。
ここで Microsoft Office で開くよう設定した場合、一端ローカルに落として開くわけですが、保存したらなんと自動的に Google Drive にアップロードして Growl 通知をくれました。これには正直感動。
Dropbox とか Google Drive の公式アプリはまぁ、フォルダ丸ごと同期するアプリなんで保存したら同期するのは当たり前に感じますが、このアプリがそんな動きをしてくれるとは予想してなかったので、こいつなかなかやるなぁと :)
正直、本家よりも Google Drive の本来の使用方法に合っているんじゃないかとさえ思ってしまいます。
私の Air には iWork のアプリがインストールされていないので確認できてませんが、入っていたら同じような動作をしてくれるかも。ただ、iWork って .doc(x) とか .xls(x) ファイルを上書き保存できなかった気がするので、また違う動作をするかもしれません。
ここまで画像ペタペタ貼っただけの内容のうす〜いレビューをしてみましたが(笑)、ファーストインプレッションとしては Google Drive をより手軽に使えるようにしてくれるいいアプリかなと。
ただ・・・ね、何ともいいタイミングで OSX 10.8 Mountain Lion が出てしまって、Documents in the Cloud が Mac でも使えるようになったので、がっつり機能が競合しちゃってる感が否めないですがw
山ライオンに上げない方や、iWork アプリを持っていない方にはオススメのアプリです。現在ベータ版なので、ベータが取れたときには、もしかしたら App Store から有償アプリとしてリリースされるかもしれませんので、試してみるなら今がチャンス :)
http://www.laloopa.com/20120729/new-simple-google-drive-client-archy-beta-released/trackback
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