iMac (late 2013) のメモリ互換性について

どーもー、12月に Retina iPad mini と SIM の記事の下書きを書いていながら、まだ公開していないことに今気付いた MoonyHart です。あーあ。

さてと、そろそろうちの iMac (late 2013) も安定してきたので、今回かなり苦労したメモリアップグレードについてのお話をしようかと。

昨年10月に購入した iMac ですが、メモリについてはアップグレードせず 8GB で注文しました。iMac は late 2012 モデルから最大のメモリ搭載可能量が 32GB に増えているので、別途 8GB x 4枚を購入。もちろん、しっかり要件を確認しました。

iMac (Late 2013):メモリの仕様

下記のすべての条件を満たしている SO-DIMM であればどんなものでも使えます。

  • PC3-12800
  • バッファなし
  • パリティなし
  • 204 ピン
  • 1600 MHz
  • DDR3 SDRAM

購入したのは、当時一番安かった(と言っても、かなり値上がりした後の)Silicon Power の 8GB 2枚組を2つ。

Silicon Power – SP016GBSTU160N22 [SODIMM DDR3 PC3-12800 8GB 2枚組]

カーネルパニック

で! メモリアップグレード後、みごとに毎日 Kernel Panic 発生(orz

当時は、/Library/Logs/DiagnosticReports フォルダを Finder の「よく使う項目」に登録して毎日確認してましたし、外出中には iStat 2 for iOS でモニタリングなんてこともしてました。

8GB x 4枚差しはもちろん NG。2枚でも1枚でも NG で、入れ替えても同じ。

調べてみると、結構同じ問題に当たっている方がいらっしゃって・・・。「imac late 2013 ram 1.5v」でググるとたくさん出てきました。

メモリのボルテージが関係しているかも

いろいろ調べていくと、どうやら私が購入したメモリは 1.5v で iMac に元々入っていたメモリは 1.35v の低電圧版でした。

いろんな US のフォーラムで議論されていて確認できた範囲では、一般的に出回っていて価格の安い 1.5v のメモリを購入した方からの同様の問題報告と、G.Skill Ripjaws シリーズのメモリ (1.35v) を使ったら大丈夫だった!という報告。

もう一つどこで見たかは覚えてないですが、気になった検証報告があって、1.5v のメモリと 1.35v のメモリを一緒に使うと(1.5v x 2枚、1.35v x 2枚の構成)、パニックしなくなるという不思議な内容。

まさか、と思って 8GB x 2枚 と 4GB x 2枚(元々 iMac に入っていたメモリ)の 24GB 構成で試すと・・・落ち着いた(笑) えぇぇぇぇ。どういうこと。

メモリのボルテージについては詳しくないので、なぜだかよく分かりません!詳しい方いらっしゃったら教えてください!余った 1.5v の 8GB x 2枚をお譲りしますよっ(笑

G.SKILL Ripjaws シリーズメモリ

ということでなんとなく出口が見えてきましたし、この iMac で仮想マシン2つくらいは軽く動くスペックが必要だったので、フォーラムで動作報告のあった G.Skill の低電圧版メモリのことを軽く調べました。

にしてもこの 1.35v のメモリ、価格.com ではレビューがないっていう(笑)
そして、あまり出回ってないから高いよ!

価格.com : G.Skill – F3-1600C9D-16GRSL [SODIMM DDR3L PC3L-12800 8GB 2枚組]

それでも、アメリカの Newegg.com では結構レビューもあって高評価でしたし、最後は下記のレビューに賭けて一組だけ注文しました。

2013 27″ iMac

Pros: Fast timings and great price (had a promo code that saved me 10%). Zero issues.

Cons: None.

Other Thoughts: Fully compatible with a 2013 iMac 27″ in case anyone is curious.

Newegg : G.SKILL Ripjaws Series 16GB (2 x 8G) 204-Pin DDR3 SO-DIMM DDR3 1600 (PC3 12800) Laptop Memory Model F3-1600C9D-16GRSL

2月中旬から、8GB (1.5v) x 2枚 + 8GB (1.35v) x 2枚という構成で使っていますが、やはりこの組み合わせだと安定していて、ここ最近 Kernel Panic も起きていないと思います。

About this Mac

リサーチ不足

ぐぁーー、この記事を書いていて気付きましたが、下記サイトの注意点にかかっている(どうやら Cas Latency を揃えておく必要があった)ようで、すべて 1600MHz のメモリのはずですが 1333MHz で動いてしまっています。

参考:iMac 2012 Late 用のメモリー購入時に注意すべき事とおさらい

Power Supply の 8GB 1.5v メモリは一般的な Cas Latency 11 (CL11) なのですが、G.Skill の 8GB 1.35v メモリは CL9 でちょっとハイスペック。こんなところに違いが
あったとは。だから高かったんですかね?

これから iMac やメモリの購入を考えていらっしゃる方はご注意を。。

さて、どうするか・・・。


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